[3]主観と偏見で見た、ここ10年のスロットの動き [2015/7/16(木)] |
閑話休題。
と、ここまで書いてあることを思い出した。
あることとは、ズバリ「攻略法」についてである。
私は一度だけ友人経由で攻略法を教えてもらったことがある。
もちろんタダで。
機種は「大ヤマト」。
5号機世代には説明が難しいのだが、特定の打ち方をするとボーナスのストックの有無がわかるというものだった。
この機種はストックがある状態から打ち始めれば大きな期待値を得られたため、ストックの有無を知ることができるということはそれだけで勝ったも同然、お茶の子さいさい状態。
しかも私が情報を仕入れた時はまだ市場に情報が出回っていない時期で、打ちたい放題だったのだ。
情報は金を生むということを、学生ながらに実感した瞬間だった。
このフィーバータイムでいくら稼いだか知りたいかい?
ビックリするぜ?
************
●大ヤマトの収支
マイナス数万円
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えっ!? えっ!? なんて!?
という声が聞こえたので説明する。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
情報を仕入れる
→スロット歴が浅く、説明された意味がイマイチわからない(説明してくれた友人もスロ素人)
→とりあえず実践してみる
→数回試すも全然当たらずあきらめる
→しばらくしたら大ヤマトの島が封鎖されている
→情報は本当だったのだと後悔する
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
無知とは何と罪なことなのでしょうか?
トーテム青年は、二度と同じことを繰り返さないようにスロットの猛勉強を始めたが、あれから攻略法に出会うことはなかった。
ちなみにだが、一度だけ騙されるのを承知で雑誌に載っている攻略法を購入したことがあるが、完全にガセだった。
攻略法とは買うものではないし、技術が進歩した現代では存在しないと思っておいた方がいい。
さらに言えば、先ほど私は大ヤマトで後悔したと書いたが、今思えば攻略法で一時の大金を得なかったことは良かったと思っている。
島封鎖までの期間と期待値を考えると軽く100万は稼げたと思うが、そこでその金を手にしていたら変な方向に人生が狂っていたかもしれない。
「人間万事塞翁が馬」
人生において何が良くて何が悪いのかわからない。
そんなお話でした。
さてさて話が脱線したが、そろそろ飽きてきた?
だが続ける。
世は5号機への移行がちゃくちゃくと進んでいたが、打ち手は完全に二極化していた。
5号機に対応し、小役をカウントする者。
俺の空や秘宝伝の4号機をギリギリまで打ち続ける者。
私は後者。
大っ嫌いな秘宝伝を渋々打って、案の定RBまみれで余計に嫌いになった記憶が残っている。
何と言っても、初期の5号機は本当につまらなく、ど根性ガエルやハクション大魔王などはどう接していいのかわからなかった。
流れが変わってきたのは、ボンバーマンや仮面ライダーなどの機械割が119%の機種が出てきたところからだろう。
5号機に光が差した瞬間だった。
「5号機でも高設定を掴めば大勝できる」
この考えを与えてくれたのは、スロッターにとって幸せなことだった。
リンかけやスパイダーマンは、機械割だけでなくゲーム性も素晴らしく確実に名機であった。
エヴァシリーズによる空前のカチカチ君ブームが起こったのも懐かしい。
個人的に好きだった台は「餓狼伝説」。
コイン持ちがよくなるAT「餓狼チャンス」を、コインが減っていくAT「過労チャンス」と最初に例えた人は凄いセンスの持ち主である。
そして本当に過労になってしまうほどのダルイ台だった。
餓狼チャンス中の台が平気で空き台になる。
→打つ
→飽きる
→餓狼チャンスのまま捨てる
当たっても、ジョーヒガシのクソボーナスばかりでイライラしていた。
でも好きだったのだ。
人の好みとは不思議なものである。
リンかけで中押しを覚えて、餓狼伝説とデビルメイクライで逆押しを覚えた。
そしてこの位の時期から、アイムジャグラーを打つようになった。
と、5号機にもやっと対応できるようになってきたところである台が登場する。
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